「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の名コンビ、ガス・ヴァン・サント監督とマット・デイモンの3度目の共演作。大手エネルギー会社でエリートコースを歩んできた男が、良質のシェールガスが埋蔵されている田舎町の牧場に赴き、思わぬ出来事に直面。仕事への信念と人間としての正義に心揺るがされ人生を見つめ直してゆく姿を、エネルギーと環境問題という、現代アメリカが抱えている社会問題を背景に描き出した社会派ヒューマンドラマ。
主演兼脚本はマット・デイモン。9ヶ月を費やし完成させた脚本は、アメリカの未来を物語っているようだ。少々お堅い感じはあるが、作り手の熱意が感じられる作品だ。
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