70年代から90年代に活躍したインドの人気女優シュリデヴィ、15年ぶりの復帰作。良妻賢母の専業主婦が、初めてのニューヨークで「英語」が話せないというコンプレックスを克服し、女性としての自信と誇りを取り戻す女性映画。自らの母親を思い脚本を執筆した女性監督ガウリ・シンデー長編デビュー作。世界中で大ヒットし“最も成功したボリウッド映画監督”ベスト5に選出された。「歌って踊って恋をする」強烈なボリウッド作品とは一線を画し、女性の心理をメインにした「女性応援歌」のストーリーにエレガントさを加えた華麗なるエンターテイメント作品。
家族の中でただ一人「英語」が話せないシャシ。夫や娘から馬鹿にされてばかり。ある日N.Yに暮す姪の結婚式準備のため、一足先に出発。英語攻撃に合い、すっかり自信を失った彼女の目に留まったもの、それは「四週間で英語が話せる」という英会話教室の広告だった…。家族一筋の主婦が「英会話教室」という世界に足を踏み入れ、新しい出会いを経験し、女性として一層輝き、本当に大切なものを再認識してゆく。出演者、脚本、演出、すべてが洗練され魅力的。何度でも見たい作品だ。
色鮮やかなサリーを纏ったシュリデヴィ。目が醒めるような絶世の美女とはまさに彼女のこと。50歳という年齢にも驚くが“彼女の美しさ”これこそが一番の見所だ。
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