2014年2月に急逝した名優フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作。ドイツ・ハンブルクの諜報機関でテロ対策チームを率いるバッハマンは、イスラム過激派として国際指名手配されているイッサの密入国の情報を得る。彼を囲っている人権団体の女性弁護士アナベルを脅し、イギリス人銀行家ブルーと接触を図る。ブルーが経営する銀行には秘密口座が存在しテロに使われていたのだ。ドイツ諜報部やCIAがイッサ逮捕に向けて動き出すが、バッハマンはイッサをわざと泳がせることで、テロへの資金援助に関わる大物を探し出す・・・。スパイ小説の巨匠ジョン・ル・カレの
同名小説を映画化。圧倒的な演技を見せるフィリップ・シーモア・ホフマンの最後の勇姿とエンディングシーンに涙。
© A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH©Kerry Brown