泣く男

우는 남자

  • 新宿バルト9ほか全国ロードショー
  • 2014年 韓国映画 116分

母を思って泣く男

泣く男

韓流スターとして脚光を浴びながらも、その人気に溺れることなく俳優道を真摯に突き進んできたチャン・ドンゴン最新作。削り取られた肉体で、過去に傷をもつ孤独な殺し屋を鋭く演じ観客の心を釘付けにする。監督・脚本はアクション・エンターティメントの旗手「アジョシ」のヒットメーカー、イ・ジョンボム。血生臭い殺し合いのシーンが全体のほぼ半分以上というハードな設定ではあるが、不思議と長さは感じられず、不快感も感じない。演出・演技の上手さで魅せる映画を作り上げた。

幼い頃に親に捨てられ、殺し屋に育てられたゴン。アメリカでの任務遂行中に誤って幼い少女を殺してしまう。自らが犯した罪に囚われたゴンに新たに下された任務、それは少女の母の命も奪うことだった…。母と娘の幸せを無惨にも奪ってしまったゴン。その母娘の姿は封印していた幼い頃の記憶を思い出させ、ゴンは贖罪のため裏切りの決断を下すのだ。母を想う子の心、子を想う母の心が、怒涛のごとく展開する銃撃戦の中でもしっかりと描き出された“泣ける”映画になっている。

  • 監督:
    イ・ジョンボム
  • 出演:
    チャン・ドンゴン
    キム・ミニ
  • 配給:
    CJ Entertaiment Japan

主演のチャン・ドンゴンを筆頭に、共演俳優たちのアメリカ仕込みのネイティブな英語が行き交い、インターナショナルな雰囲気も伝わってくる、あっという間の116分だ。

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