松尾スズキ監督と松田龍平が約10年ぶりにタッグを組み、いがらしみきお原作「かむろば村へ」を映画化。銀行員なのにお金アレルギーでで会社を辞めた高見武晴は、お金を1円も使わない暮らしを求めて東北の寒村にやってくる。その町では、人に言えない過去を持つ世話好きな村長とその美人妻、自ら「神様」と名乗り人々から慕われる老人など、様々ないわくつきの村人たちと触れあいながら、理想とするお金を使わない生活を始めるのだが・・・。
タイトルのジヌとは東北地方の方言で”お金”を指す。松尾スズキ監督が自ら育てた阿部サダヲは、いつもスケジュールが詰まっており、この作品で念願の映画共演が出来たこと喜びのコメントを残すくらい力作ぶりに注目。
© 2015いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむらば村へ~』製作委員会