わずか3本の主演作を残し24歳という若さで急死した伝説のスター、ジェームズ・ディーンと「LIFE誌」の天才写真家デニス・ストックとの知られざる2週間の旅を描いたドラマ。監督は写真家としても知られ、フィリプ・シーモア・ホフマンの遺作「誰よりも狙われた男」を監督したアントン・コービン。伝記映画にはしたくないという監督は、50年代の小気味よい雰囲気を醸しだしながら、写真家としての観点から対照的な二人の青年の揺れる感情と一瞬の煌きをフィルムに捕らえた。
若手写真家デニス・ストックは「エデンの東」が封切られる前の無名俳優ジェームズ・ディーンと出会い、スターになることを確信。「LIFE誌」の紙面を飾りたいと野心に燃え、彼を追いかけ2週間の旅をする…。24歳で逝ったカリスマスター、ディーンに「アメイジング・スパイダーマン2」のデイン・デハーン。方や、81歳まで生きた偉大な写真家デニスには「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソン。共にプレッシャーの重圧にも屈せず、実在の人物を鮮烈に演じきった。
二人の人生を変え、伝説の1枚(雨のタイムズスクエア)を生み出した2週間の旅の記録は、“気難しい新星”というタイトルで「LIFE誌」に4ページに渡り掲載された。
Photo Credit:Caitlin Cronenberg, ©See-Saw Films