フレンチアルプスで起きたこと

Turist

  • ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
  • 2014年 スウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー映画 118分

一家の大黒柱といえども、パパも1人の人間でした。

フレンチアルプスで起きたこと

フレンチアルプスにスキーバカンスにやって来たスウェーデン家族の五日間を描く心理ドラマ。監督・脚本は「北欧のミヒャエル・ハネケ」と称されるリューベン・オストルンド監督。本作も北欧版「ゴーン・ガール」(デイビッド・フィンチャー監督作品)と話題となり「2015年観るべき映画監督TOP10」(variety誌)に選ばれた。さらに良質な映画製作を発信し続ける20世紀FOXサーチライト・ピクチャーズによるリメイクが決定したという朗報も届いている。

フランスの高級リゾートスキー場にバカンスにやって来たスウェーデン一家。夫トマスと妻エバ。二人の子供も愛らしく、誰が羨む理想的な家族。だが、バカンス2日目、突然雪崩が発生し家族に襲い掛かった。しかしその時とったトマスの“信じられない行動”が家庭崩壊の危機を招き「理想的なパパ」から「ガッカリなパパ」へと一気に陥落していくのだ。映画は個々の心情を鋭い洞察力で見抜き、家族の役割分担を示唆。理想的パパへと返り咲きを図るトマスと家族の攻防戦が「笑い」を誘う。

  • 監督:
    リューベン・オストルンド
  • 出演:
    ヨハネス・バー・クンケ
    リサ・ロブン・コングスリ
  • 配給:
    マジックアワー

ユーモアとスリリングがドッキング。ラストのバスのシーンにも目が眩み、最後まで観客を惹きつける優れもの。2014年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞。

©Fredrik Wenzel