09年版「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に輝いた小説の映画化。題材はソ連で実際にあった事件を2年間かけて取材。スターリン政権下のソ連で児童連続殺人事件が発生。すべての事件の共通点は、子供達が全裸で胃を摘出されて発見されていること。国家は「社会主義の理想国家には犯罪は存在しない」との理由から事故として処理されてしまう。しかし親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出す秘密警察の捜査官レオは、国家の闇を知ってしまうのだった・・・。
元々はリドリー・スコットが原作に惚れ込んで映画化権を取得するが、エスピノーサ監督の興行実績を見て監督を依頼する。無駄の無い演出に時間を感じさせない、構成力と実力を発揮。
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