2002年1月、全米の新聞「ボストン・グローブ紙」が報じたカトリック神父による児童性的虐待という世紀の大スクープ。当時、教会組織ぐるみで隠蔽してきたこのスキャンダラスな事件に真正面から立ち向かい、真実を公表した熱きジャーナリストたち。映画は、この実話に基づき、記者生命を懸け真実を解き正した「スポットライト」チームの感動の軌跡を追う。監督は「扉をたたく人」のトム・マッカーシー。息もつかせぬ本格派社会派ドラマを編み出し、本年度映画賞レースを席巻した。
マーク・ラフェロを筆頭に素晴らしい演技者たちの素晴らしいアンサンブル劇は、衝撃の実話を「傑作」へと塗り替えた。本年度アカデミー賞(R)脚本賞・作品賞W受賞。
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