稀代の映画スター、高倉健さん追悼ドキュメンタリー。大スターでありながら、誰よりも腰が低く温かい人柄でも知られていた健さんのプライベートは、謎に包まれていたことは有名だ。ニューヨーク在住で写真家としても活躍する日比遊一監督は、マイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシ監督、山田洋次監督、降旗康男監督などの映画人から、実妹、40年来の付き人など裏方さんに至る国内外の20人以上の人から寄せられた“健さん逸話”のもと健さんの知られざる素顔に迫っている。
“日本の男”を生涯貫いた俳優、高倉健。多くは語らずとも、常に表情や行動で「男の美学」を語ってくれた健さん。この映画と出逢って、ますます健さんが好きになった。
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