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スターウォーズ・シリーズ初となるスピンオフ映画作品。 「スター・ウォーズ」シリーズ「エピソード3 シスの復讐」と「エピソード4 新たなる希望」の間にあたるエピソードの映画化。公開順で言えば最初となる「エピソード4 新たなる希望」のオープニングシーンでレイア姫がR2D2内部に隠した帝国軍の最終兵器「デス・スター」の設計図が、どのようにして反乱軍の手に渡ったかが明らかになる。
「フォースの覚醒」の興行的な大成功で、ディズニーサイドの今作品への期待が高くなり、最初の出来にNGが出たため再度撮影し直している。
©2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
ミラ・ジョボビッチ主演による人気アクション「バイオハザード」シリーズの最終作。人気タレントローラが、アリスと共闘する女戦士コバルト役でハリウッドデビューを飾る。 世界のほとんどがアンテッドとなり、人類最後の希望となったアリスは全ての始まりの場所、ラクーンシティを目指す。しかし、そこではこの世界を生み出した元凶の巨大企業アンブレラ社が、アリスとの最終決戦に向けて準備をしていた・・・。
日本のゲームが原作でシリーズ6作品が作られたが、映画では壮大なエンディングが待っている。
©2016 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.
迷子の少年ピートと深い森に隠れ住む不思議な生き物エリオットとの奇跡の友情を描く感動作。ピートとエリオットが交わした3つの約束。それは、①名前をつけてあげること。②不思議な力を隠すこと。➂絶対に守り抜くこと。秘密の友達になるためには、この3つの約束を守らなければならない。だが、そんな夢のような日々は長くは続かなかった…。1977年に公開されたディズニー・ミュージカル映画「ピートとドラゴン」を“映像テクノロジー”という最新鋭の魔法でリメイクした。
「ロード・オブ・リング」シリーズの老舗チームWETAが視覚効果を担当。おとぎ話を、わくわくドキドキの“究極のファンタジー・アドベンチャー”へと造り変えた。
©2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
音痴の歌姫として語り継がれているフローレンス・フォスター・ジェンキンスと、彼女の夢のため力を尽くした男たちの実話に基づく感動作。主演はアカデミー賞(R)常連の大女優メリル・ストリープ。実在のヒロインをラブリーに演じた。さらに歌にも定評のある彼女が猛特訓の末に披露した“オンチのアリア”も必聴。ホロリと心を動かされる。献身的な夫にヒュー・グラント。陰の人間に徹した役柄で新境地を開いた。サイモン・ヘルバーグのピアニスト役もユニークな印象を残している。
音楽を純粋に愛し、自分が稀にみるオンチだとは気づかなかった社交界のトップ・マダム、フローレンスの夢はソプラノ歌手になり、音楽の殿堂カーネギーホールで歌うこと。そんな妻の夢のためマネージメントに奔走する夫シンクレアと、キャリアを捨て伴奏に徹するピアニストのコズメ。天性の“オンチ”の彼女が何故多くの観客から拍手喝采を浴びることができたのか?映画は、天真爛漫なフローレンスの魅力に迫りながら、夢を叶えるまでのプロセスを歌と笑いと涙と愛で綴っていく。
監督は「クィーン」「あなたを抱きしめる日まで」の名匠スティーヴン・フリアーズ。1940年代のモダンな雰囲気を壊さない優雅なエンターティメントを創り上げた。
©2016 Pathé Productions Limited. All Rights Reserved.
常に新しい音楽を求め続けたジャズの帝王“マイルス・デイビス”の初の伝記映画化。1970年代後半にマイルスが活動休止期間をした5年間の真相が明らかになる。主演はオスカー俳優のドン・チードル。 活動休止中のマイルスは、慢性の腰痛を抱え、ドラッグや鎮痛剤の依存性から荒れた苦悩の日々を過ごしていた。そこへカムバック記事を書くため押しかけた音楽レポーター、デイヴの見たマイルスの姿は、元妻への苦い思い出に囚われ、キャリアの終焉の危機にあった。悪質な音楽プロデューサーに大事な新曲の音源を盗まれ、二人はテープを取り戻そうと躍起する・・・。
果たして待ち受けるのは破滅か、それとも再起への希望か? 劇中のライブシーンでは友人であるハービー・ハンコックなど大物ジャズが出演している。
21年前に日本公開し、驚異のロングラン上映した不朽の名作「Smoke」がデジタルリマスター版になって復活!現代アメリカを代表する作家ポール・オースターの短編小説「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」をもとに自ら脚本を執筆した。1990年、ブルックリンのタバコ屋。店主のオーギーと小説家ポールを中心にこの店を行き交う人々との人間模様が描かれる。ハーヴェイ・カイテル(第69回ロカルノ映画祭生涯貢献賞受賞)ウィリアム・ハートの味のある演技が印象的。
嘘と真実。煙の向こうにみえるのは確かな絆。まさに煙が心にしみる感動作。ラストに流れるオーギーと盲目の老女とのショート・ストーリーが本作の全てを物語っている。
©1995 Miramax/N.D.F./Euro Space
ドローンを使った最先端の戦争を描く軍事サスペンス。ナイロビで大規模な自爆テロ計画を突き止めたイギリスのキャサリン大佐は、アメリカ国内の米軍基地にいるドローン・パイロットに攻撃命令を指示するが、爆破圏内に幼い少女がパンを売っているのが判明する。キャサリン大佐は、少女を犠牲にしてでもテロリスト殺害を優先させようとするが・・・。 戦争を始めるのが政治家で、遂行するのが軍人。最後の判断をくだすまでの過程にモラルや政治的な建前が混乱する。
しかし現代の戦争は高度2万メートルのドローンから攻撃をする。攻撃側は上層部の指示に従い血を流さない安全な場所で遂行されるという現在の戦争の実態は衝撃である。
©eOne Films (EITS) Limited
「インデペンデンス・ディ」などのスペクタル系監督、ローランド・エメリッヒ初の青春映画。1960年代のN.Y.グリニッジ・ビレッジで実際に起きたゲイたちによる“ストーンウォールの反乱”をベースに、この暴動に参加した名もなき若者たちの姿を描く。存在すら認められていなかった時代。“ありのまま”に生きたいと思いながらも、生き場を失くした若者たちの愛と苦悩。自らも“ゲイ”を好評したエメリッヒ監督、彼らの“心の叫び”を細やかに赤裸々に描出、新境地を開いた。
この暴動をきっかけに世界を変え、市民権を得た若者たち。ジェレミー・アーヴァイン、ジョニー・ボーシャン、ジョナサン・リース・マイヤーズの好演も光る感動作だ。
©2015 STONEWALL USA PRODUCTIONS, LLC
第二次世界大戦中はドイツに、末期からはソ連に占領された暗い歴史をもつエストニアを舞台に、元ドイツ兵のフェンシング選手と、教え子たちの心の交流を描く実話に基づく感動作。ソ連の秘密警察に追われ、田舎町ハープサルの小学校に身を隠し、生徒たちにフェンシングを教えることになった主人公エンデル。戦争で親を亡くした子供達にとって彼の存在は、時として“父”として映り、エンデルにとっても、子供達は生きる糧となっていく…。監督はフィンランドの俊英クラウス・ハロ。
寒々とした町に灯る希望の光。教師と生徒の心の繋がりだけに絞った簡略された演出は、辛辣で複雑な戦後の時代背景がより浮き彫りにされている。透明感のある美しい作品だ。
© 2015 MAKING MOVIES/KICK FILM GmbH/ALLFILM
第二次世界大戦直後のデンマーク。ナチが埋めた200万個以上の地雷撤去作業を命じられたのは、異国に置き去りにされた15歳から18歳までのドイツの少年兵士だった…。ヒトラー悪行の後始末を課せられた少年兵たち。一歩間違えれば命取りになる過酷な労働に帰郷を信じ取り組んでいくが…。デンマーク国内でもあまり知られていない驚きの史実を基に、立場が逆転してしまったドイツ人少年兵たちと、彼らに敵意を抱くことで良心の呵責に苛まれるデンマーク人軍曹との絆を描く衝撃作。
「増悪と赦し」「希望と絶望」の境界線を“地雷撤去”という緊迫感が続く映像で見事描出。世界を驚かせた。2015年東京国際映画祭最優秀男優賞ほか映画賞を席巻した。
©2015 NORDISK FILM PRODUCTIONS A/S & AMUSEMENT PARK FILM GMBH & ZDF
イギリスの劇作家アラン・ベネットが経験したほぼ実話に基づく物語。オンボロの黄色い車で突然やって来た謎の老女と、自宅の庭を彼女の住処として提供した劇作家との15年間に渡る奇妙な共同生活を描くヒューマン・ドラマ。正体を明かさず、親切にされても逆に悪態つく偏屈ばあさん。彼女は一体何処からやって来て、何故車の中での生活を選んだのか?映画はホームレス・レディ、ミス・シェパードと家主の劇作家との交流を通し、謎に包まれていた切ない過去が徐々に明かされていく。
主演のマギー・スミスは舞台版でも同役を演じている当たり役。ユーモア且つ貫禄たっぷりに熱演。ロンドンのカムデン・タウンにある二人が暮らした家での撮影も見どころ。
©2015 Van Productions Limited, British Broadcasting Corporation and TriStar Pictures,Inc. All Rights Reserved.
スウェーデンの人気作家スティーグ・ラーソンの大ベストセラー小説を映画化。愛する妻に先立たれ、自殺を繰り返す59歳の頑固オヤジが、新しく越してきた隣人と触れ合うことで頑なな心が和らぎ、再び生きる希望に目覚め、幸せな最期を遂げるまでを描くヒューマンドラマ。頑固一徹を貫く孤独な主人公だが、心優しい面も覗かせる。名俳優ロルフ・ラスゴードは、悪態ついても憎めない偏屈ジジィを見事に演じのけた。自殺をする度に蘇る感動的人生。中でも妻とのエピソードに感涙した。
“老いること”をコミカルに温かく見つめた本作。本国では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を抑え大ヒット。スウェーデン映画史上歴代3位の興行成績を樹立した。
©Tre Vänner Produktion AB. All rights reserved.
憂鬱な月曜日を明るい気分にさせてくれた「月曜日に乾杯!」のオタール・イオセリアーニ監督最新作。現代のパリを舞台に、アパートの管理人兼武器職人の男と骸骨収集家の人類学者の男と、彼らを囲む個性的な仲間たちの“小さな幸せ探し”を描く人生賛歌。犯罪や戦争が絶え間なく続く世の中。甘い蜜につい誘われ、人生の落とし穴に落ちようとも、気の合う仲間とワイン片手にノンシャラン!一見脈略のないストーリーの中に、常に変わらない監督の熱い人生メッセージが込められている。
人生はハプニングの連続。だからこそ、楽しまなくちゃ!バトン・リレーのようにテンポ良く行き交う登場人物。小洒落たジョーク。81歳、オタール節健在を印象付けた。
© Pastorale Productions- Studio 99
川端康成の不朽の名作「古都」を基に、原作の“その後”が描かれる現代版。生き別れになった双子の姉妹、千恵子と苗子。最後に会い別れてから20数年後、互いに年頃の娘をもつ母親になった二人。伝統の中で生きることを選んだ二人の母親と、新しい世界へ巣立とうする二人の娘たち。京都とパリを舞台に、普遍的母と娘の関係が描かれる、しとやかな作品。主演は松雪泰子。千恵子と苗子。人格の違う双子の姉妹を“おもてなし”の気持ちを込め演じ分けた。娘役に橋本愛、鳴海璃子。
ハリウッドで映画製作を学び、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督などの現場経験もあるYuki Saitoが“日本の美と精神”を国際的な視野も含め描いた。
©公益財団法人川端康成記念會/古都プロジェクト
「百円の恋」で日本アカデミー最優秀脚本賞を受賞した足立紳初監督作品。 巨乳と女性への妄想でいっぱいの中学生の姿を、真剣に馬鹿馬鹿しく描いた性春コメディ。 1987年の田舎町に1軒だけあるレンタルビデオ屋で、AV女優のよくしまる今日子がサイン会を開催する噂を聞いた柔道部のタカシら4人の中学生は、ある計画を立てる。謹慎中でいつも家にいるダメとうちゃん。口うるさい母ちゃん。
巨乳でヤンキーな幼馴染のメグミ、14歳のうっとうしく悶々とする毎日。しかし性への妄想が中学生らを駆り立てる。いざレンタルビデオ屋へ・・・。
©2016「14の夜」製作委員会
アラサー、ハタチ、女子高生、三世代の女子たちが抱える“不満”を、複雑に交差する時間軸にて映し出す青春映画。山内マリコの人気小説をもとに「アフロ田中」の新鋭松居大悟監督が映画化。現代女子のモヤモヤした心情をグラフィティ・アート的感覚でポップに描出した。OL安曇春子の失踪事件をきっかけに巻き起こる騒動と、そこから交わる若者たち。何故彼女は突然失踪したのか?最初から仕組まれていた計画だったのか?安曇春子からの挑戦状、是非受け止めて頂きたい。
行方不明のヒロイン安曇春子に蒼井優。「とと姉ちゃん」の国民的人気女優高畑充希。「淵に立つ」の大賀など今後期待の若手俳優が出演、個性的で強烈な演技を披露した
©2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会