常に新しい音楽を求め続けたジャズの帝王“マイルス・デイビス”の初の伝記映画化。1970年代後半にマイルスが活動休止期間をした5年間の真相が明らかになる。主演はオスカー俳優のドン・チードル。 活動休止中のマイルスは、慢性の腰痛を抱え、ドラッグや鎮痛剤の依存性から荒れた苦悩の日々を過ごしていた。そこへカムバック記事を書くため押しかけた音楽レポーター、デイヴの見たマイルスの姿は、元妻への苦い思い出に囚われ、キャリアの終焉の危機にあった。悪質な音楽プロデューサーに大事な新曲の音源を盗まれ、二人はテープを取り戻そうと躍起する・・・。
果たして待ち受けるのは破滅か、それとも再起への希望か? 劇中のライブシーンでは友人であるハービー・ハンコックなど大物ジャズが出演している。