スウェーデンの人気作家スティーグ・ラーソンの大ベストセラー小説を映画化。愛する妻に先立たれ、自殺を繰り返す59歳の頑固オヤジが、新しく越してきた隣人と触れ合うことで頑なな心が和らぎ、再び生きる希望に目覚め、幸せな最期を遂げるまでを描くヒューマンドラマ。頑固一徹を貫く孤独な主人公だが、心優しい面も覗かせる。名俳優ロルフ・ラスゴードは、悪態ついても憎めない偏屈ジジィを見事に演じのけた。自殺をする度に蘇る感動的人生。中でも妻とのエピソードに感涙した。
“老いること”をコミカルに温かく見つめた本作。本国では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を抑え大ヒット。スウェーデン映画史上歴代3位の興行成績を樹立した。
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