第26回山本周五郎賞受賞した小野不由美のホラー小説を映画化。ミステリー小説家の「私」に、読者から届いた一通の手紙。内容は今、住んでいる部屋で奇妙な音がすると、書かれたその手紙に興味を持った「私」は、部屋に住む読者と部屋についての調査進めていく。遡って明らかになっていく部屋の過去、それはその部屋に住んでいた人たちが転居先で自殺や無理心中、殺人などさまざまな事件を引き起こしていたという悲惨な事実だった。
訳あり物件が注目される現在、その理由に迫ったとても怖いミステリーホラー。観た後住んでいる部屋が気になってしまう。
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