カンボジア・プノンペン。女子大生のソボンが、廃墟のような映画館で観た古い恋愛映画のヒロインは、今では病に伏せる母の美しく輝いていた女優時代の姿だった…。第27回東京国際映画祭国際交流基金アジアセンター特別賞ほか、世界の映画賞を多数受賞。1975年から3年余りに続きカンボジア国民を苦しめたクメール・ルージュ政権時代に“女優”として生き、映画を愛しながらも苦肉の選択を強いられた母と、母が愛した人たちの数奇な人生を、娘の視点から描いた感涙作。
監督はハリウッドでも活躍する実力者カンボジア初の女性監督ソト・クォーリーカー。“映画愛”に彩られた壮大なドラマは、カンボジア版「ニューシネマ・パラダイス」だ!
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