湯を沸かすほどの熱い愛

  • 新宿バルト9ほか全国ロードショー
  • 2016年 日本映画 125分

母の愛は いい湯だなぁ

湯を沸かすほどの熱い愛

銭湯を舞台に、裸(本音)でぶつかり合う家族の愛の物語。主演の宮沢りえが、母心がいっぱいに詰まった強くて温かい母親役を熱演。監督は自主制作映画「チチを撮りに」で世界的に高い評価を得た中野量太。自身が手掛けたオリジナル脚本で商業映画デビューを飾った。余命宣告された母親が、残された家族のために死ぬまでに絶対にやっておくべきことを決め一つづつ実行していく日本版「死ぬまでにしたい10のこと」が誕生。湯を沸かすほどの熱い情熱が感じられる感動作に仕上がった。

銭湯「幸の湯」を営む幸野家。だが1年前に店主が湯気のごとく蒸発し、銭湯は休業中。母の双葉は人情、愛情に溢れた“肝っ玉母ちゃん”。パン屋のパートで娘を育てている。だがそんな母ちゃんに突然のガン宣告、余命を告げられた。そしてその日から母ちゃんの“死ぬまでにしたいこと”が実行される…。死にゆく母の“湯を沸かすほどの熱い愛情”を受け、残された者たちの家族の輪が広がっていく。若手女優、杉咲花が母を亡くす娘の心情を好演、オダギリジョーのお気楽父ちゃんも好印象。

  • 監督:
    中野量太
  • 出演:
    宮沢りえ
    杉咲 花
  • 配給:
    クロックワークス

湯が沸いてしまうくらいに熱い熱い母性愛。何かをしてあげたいと思うのは、それ以上のことをしてもらったら、という興信所の滝本(駿河太郎)の台詞にじーんときた。

©2016「湯を沸かすほど熱い愛」製作委員会