Jeder stirbt fur sich allein
1940年のベルリン。ヒトラーの忠実な支持者だった労働者夫婦が、一人息子の戦死をきっかけにナチス政権の半人道的主義に反感を抱き、285枚の葉書を通し“反戦”を訴え続けた驚きの実話。ゲシュタポの文書記録を基に書かれたドイツ人作家ハンス・ファラダのベストセラー小説「ベルリンに一人死す」の映画化。監督はヴァンサン・ペレーズ。彼の叔父はナチス政権下でガス室で殺害されている。そんな辛い過去が映画製作への意欲となり「人間の尊厳」をテーマした力作が誕生した。
実在夫婦を演じる名俳優ブレンダン・グリーソンとエマ・トンプソン。試練を共有することで夫婦の愛を再認識していく姿を感動的に演じた。共演にダニエル・ブリュール。
©X Filme Creative Pool GmbH / Master Movie / Alone in Berlin Ltd / Pathe Production / Buffalo Films 2016