自由に愛を楽しみたい男と、平穏な愛を望む女。情熱的で破滅的。強く求めあっているのにすれ違い、一行に交わらない夫婦の10年に渡るもどかしい愛の姿を描き出す。監督は女優として経験豊富なフランス期待の新鋭マイウェン。同じく監督としてエマニュエル・ベルコが本作では女優業に徹し、愛に苦悩する複雑な感情を見事に演じきり、第68回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。理想の男から身勝手なダメ男に変貌するヴァンサン・カッセルの名演にも注目して欲しい。
フランス映画「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」の鮮烈な愛から30年。再びお洒落大人女子必見の本格派恋愛映画が誕生した。
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