ある日突然「宇宙人」に覚醒した“へんてこりんな家族”の物語。三島由紀夫が1962年に発表した異色のSF小説を「桐島、部活やめるってよ」の鬼才、吉田大八が映画化。原作の精神を尊重しながらも、昭和から近未来へと時代を移行し、核戦争から環境問題という今的なテーマへと大胆に脚色した。当たらないお天気キャスターの父、熱血フリーターの息子、クールな大学生の娘、“美しい水”の虜となった母。父が「太陽系惑星連合の使者」だと覚醒したことで家族の暴走劇が始まる…。
不思議ちゃんオーラ全開の作品だが、三島氏が生きていたら、きっと現代世界はこんな風に映るかもしれない…と思って観ると原作とはまた違う楽しみ方が出来るのでは?
ギャガGAGA★