「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督最新作。1人のうら若き女性の愛の喪失と人生再生の物語を、謎と嘘を散りばめ描く極上のラブ・ミステリー。戦争で婚約者を亡くした女性アンナの心を癒したのは、婚約者の友人だと語るフランス人男性アドリアンだった。しかし、アンナが“婚約者の友人”以上の想いを抱いたとき、アドリアンの本当の正体が明らかになる…。エルンスト・ルビッチ監督の「私の殺した男」を原案にオゾン監督が大胆にアレンジ。主演の男優、女優も魅力的だった。
モノクロとカラーの映像を巧みに使い分け、新たなエピソードと異なるエンディング でオゾン節をアピール。本国で大ヒットを記録し「偉大な作品」「傑作」と称えられた。
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