日本SF大賞を受賞した森見登美彦原作をアニメーション映画化。今回は作者の海や水を感じさせる独特の世界観が理解できるファンタジー映画になっていた。 毎日関心事や研究事を細かくノートに記す小学4年生アオヤマ君は只者じゃない。近所のおっぱいの大きいお姉さんに淡い恋心を抱き、お姉さんも、大人びたことを話すアオヤマ君をかわいがっていた。ある日、街の至るところで大量のペンギンが現れ溢れ出した。アオヤマ君は謎を解くため研究を始めるが、お姉さんが投げ捨てた缶がペンギンに変身するところを偶然目撃してしまう。お姉さんとペンギンに関係は?
元スタジオジブリのメンバーが立ち上げたスタジオコロリドの第1回長編作品だけに、絵がしっかりしている。近年世界が注目するアニメスタジオになることだろう。
©2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会