第90回アカデミー賞でレバノン映画初の外国語映画賞にノミネートされた社会派ドラマ。世界の揉め事は宗教と人種にあると言われる中、ひとつの国“レバノン”の中に同居するキリスト教徒のレバノン人とパレスチナ難民。日本では感じることが出来ない現実に争う姿を、この映画は良識のある視点とバランスある人間味で見せてくれる。 内紛が続くレバノンでキリスト教徒のレバノン人男性とパレスチナ難民の男性が些細なことで口論となり、市民を巻き込み全国的な事件へと広がっていく・・・。
テーマ的には残虐と差別で不満が残りやすい法廷モノを両方の主張を明らかにし、爽快で希望のある終わり方で一流のエンターテイメントに仕上げた。
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