羊の木

誰も止められない“のろろ”伝説
6人の元殺人犯と地元住民の恐怖と希望の物語

羊の木

架空の港町を舞台に仮釈放中の6人の元受刑者と過疎対策として受け入れた地元住民との交流を通し、人間の本性を焙り出すヒューマン・サスペンス。山上たつひこ、いがらしみきおの日本ギャグマンガ界二大巨匠が、原作と作画でタッグを組んだ衝撃問題作を「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。地方の過疎化、刑務所不足と仮釈放制度、人口減少や移民問題などの今的テーマと、郷土色豊かなご当地映画的要素が噛み合い、地元住民と他者との共存共栄という人間関係の難しさを鋭く示唆した群像劇が展開する。

寂れた港町・魚深(うおぶか)。市役所に勤める月末一(つきすえはじめ)は、上司から新規転入者6名の受け入れを命じられる。だが、彼ら6名は仮釈放中の元受刑者で、しかも元殺人犯。身元も明かさず、元受刑者同士の接触も禁止。6人の動向を不安気に見守る月末。だが町の風物詩“のろろ祭り”をきっかけに、平和な町に不穏な空気が流れ始める…。 市役所職員月末役に錦戸亮。いかにも公務員!そつなく演じた。さらに北村一輝、優香、田中泯など元受刑者役の演者たちが個性の牙を光らせる。

  • 監督:
    吉田大八
  • 出演:
    錦戸亮
    木村文乃
  • 配給:
    アスミック・エース

瓢々としているのに、どこか危な気な元受刑者、宮腰くん役の松田龍平の演技は別格!除々に本性を見せていく下りが実に不気味。クライマックスに進むにつれ恐怖が加速した。

©2018「羊の木」製作委員会 ©山上たつひこ、いがらしみきお/講談社