Gauguin Voyage de Tahiti
19世紀を代表する画家ゴーギャンの生誕170周年記念作品。異国情緒と神秘性をもった異才としても有名だが、作品スタイルを決定づけたのが、タヒチ滞在での楽園生活と言われている。妻子と別れ単身タヒチへと旅立ったゴーギャンが、現地女性テフラと出会い、恋におち、彼女をモデルに芸術活動に打ち込んだ。本作はゴーギャン自ら執筆した「ノア・ノア」という紀行エッセイをベースに、狂気と愛欲が入り混じったゴーギャンとテフラのタヒチでの愛の日々が描かれる。
黒髪のエキゾチックな女性テフラをモデルに創作威力を発揮するゴーギャン。その傑作集の誕生シーンも見どころ。野蛮で情熱的な実在の偉人をヴァンサン・カッセルが怪演した。
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