フィンランドの児童文学の映画化。仕事や育児で大忙しの両親にかまってもらえない2人の女の子、黒髪の少女オンネリと金髪の少女アンネリ。「正直者にあげます」と書かれた大金入りの封筒を拾い、そのお金でバラの木夫人というおばあさんから水色の素敵なおうちを買うことになった2人のお手柄夢冒険物語。2人が住む秘密のおうちの、なんと可愛いことでしょう。家具、インテリア、お洋服、食べ物など、目に入るものすべてが憧れの北欧カラー、思わず微笑んでしまいました。
親子のあり方、人とのふれあいなど、児童文学ならではの教えが純粋な子供の目線から愛らしく想像力豊かに描かれている。これはただ可愛いだけじゃない、幸せをわけてくれる映画なのだ。
©Zodiak Finland Oy 2014. All rights reserved.