2018年5月号

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ファントム・スレッド

PHANTOM THREAD

  • シネスイッチ銀座 YEBISU GARDEN CINEMA 新宿武蔵野館  ヒューマントラストシネマ渋谷(6/9~) 他全国ロードショー
  • 2017年 アメリカ映画 130分

それは悪夢か、究極か?
芸術と愛の挟間で苦悩する仕立て屋が堕ちた「淫靡な愛」

ファントム・スレッド

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督最新作。1950年代のロンドン社交界を舞台に描く高級婦人服の仕立て屋と元ウェイトレスとの「究極の愛」の物語。これまでドラッグ臭のするダークな世界を男目線から追ってきた監督だが、本作では優雅で上品で魅惑的なオートクチュールの世界で女性客の心を虜にする。と言っても、それは前半部分だけ。完璧主義の仕立て屋と、ウェイトレスとの「愛の形」「愛の力関係」が明確になるにつれ、一瞬たりとも見逃せない驚嘆の領域になだれ込んでいく。

高級婦人ファッション界で君臨する仕立て屋のレイノルズ。完璧主義者の彼の目に留まったのは、ウェイトレスのアルマだった。彼が仕立てるドレスに理想的体型だったアルマに、癒しと活力を求め新しいミューズとして迎い入れるが、彼女の破壊力のある愛はレイノルズの人生を激しく狂わせていく…。女を最高の美で飾りたい男と、男の色には染まらず洗練されていく女。純粋な愛も媚薬を垂らせば「悪夢」になる。二人が辿りつく究極の愛に、そんな印象を抱いた。本年度アカデミー賞®衣裳デザイン賞受賞。

  • 監督:
    ポール・トーマス・アンダーソン
  • 出演:
    ダニエル・ディ=ルイス
    レスリー・マンヴィル
  • 配給:
    ビターズ・エンド/パルコ

これで見納め、俳優業を引退するダニエル・ディ=ルイスの憂いの男香に酔わされた。レイノルズを巡る二人の女、レスリー・マンヴィル、ヴィッキー・クリープスの健闘も光る。

©2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

The Florida Project

  • 新宿バルト9ほか全国ロードショー
  • 2017年 アメリカ映画 112分

レインボー・カラーが映し出す魔法

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

全編iphoneで撮影した「タンジェリン」で世界を驚かせたショーン・ベイカー監督最新作。社会の片隅で生きる者たちの側に立ち、その現状を世界にアピールしてきたベイカー監督が、本作では観光客で賑わう世界最大の夢の国ディズニー・ワールドのすぐ外側に立つパープル色の安モーテルで暮らす貧困層の生活ぶりを徹底取材、格差社会の現状を紹介している。映画はシングルマザーと6歳の娘の自堕落な生活ぶりと、隣人たちとのひと夏の出来事を子供の視点から追ったマジカルな物語。監督色のカラフルな映像美が一際冴えていた。

職も家もないシングルマザーと、6歳の娘。詐欺まがいのことをして、モーテルの家賃を捻出している。道に逸れた生き方ではあるが、娘への愛情は人一倍。娘も、娘の友達も実にやんちゃ、悪ガキである。年がら年中、モーテルの管理人を困らせているが、何故かこの母娘を見離すことができない。全体的にスラング臭のする話ではあるが、全く嫌な気持ちにならないのは、そこに“愛”が存在しているからで、レインボー・カラーに染まったスクリーン上で、元気一杯はしゃぎ回る子供たちの生き生きとした表情がこの映画の魅力なのだ。

  • 監督:
    ショーン・ベイカー
  • 出演:
    ブルックリン・キンバリー・プリンス
    ウィレム・デフォー
  • 配給:
    クロックワークス

本年度アカデミー賞(R)助演男優賞にノミネート。面倒見の良い管理人ウィレム・デフォーの脇の演技が見事。ノンキャリアの共演陣を上手くサポートし、演技のコミュニケーションを図った。

©2017 Florida Project 2016, LLC.

モリーズ・ゲーム

Molly's Game

  • TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
  • 2017年 アメリカ映画 140分

モリーズ・ゲーム

ハリウッドが騒然となったスキャンダルの裏側が明らかになる!!

大富豪相手だけを顧客に開かれる伝説のポーカールームのオーナーの栄光と転落の数奇な人生を映画化。 モーグルのオリンピック候補モリーは、選考会の試合中怪我をし、アスリートの道を断念する。その後人生をやり直すためハーバード大学へ進学するが、勤め先のボスから頼まれ、アンダーグラウンドなポーカーゲームのアシスタントとなる。そして才能豊かな彼女は26歳にして自身が運営するポーカールームのオーナーと上り詰めるのだが、10年後、FBIに逮捕されすべてを没収されてしまう。

  • 監督:
    アーロン・ソーキン
  • 出演:
    ジェシカ・チャステイン
    イドリス・エルバ
  • 配給:
    キノフィルムズ

ジェシカ・チャステインが見せる並外れた才覚と情熱をで仕事で輝かせる強い女性像は必見。父親役のケビン・コスナーとの夜の公園のシーンは、親の愛情が伝わってくる名シーン。

©2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

サバービコン 仮面を被った街

Suburbicon

  • TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
  • 2017年 アメリカ映画 105分

サバービコン 仮面を被った街

アメリカの幸せな家庭の裏には、隠された真実があった・・・。

1950年代に実際に起きた人種差別暴動を題材に、コーエン兄弟が脚本、ジョージ・クルーニーが監督した異色サスペンスコメディ。アメリカが最も輝いていた1950年代の郊外住宅サバービコンはアメリカンドリームを絵に描いたような町だった。ある日この街に黒人のマイヤーズ家が引っ越してきたことで周囲には不穏な空気が漂い始める。隣に住むロッジ家に押し込み強盗が入り、家族に不幸が・・・。幸せに見えていたこの町に隠された黒い真実が明らかになっていく。

  • 監督:
    ジョージ・クルーニー
  • 出演:
    マット・デイモン
    ジュリアン・ムーア
  • 配給:
    東北新社、STAR CHANNEL MOVIES

リアリズムとイマジネーションが混合したフィルムノワール調の映像にコーエン兄弟のこだわりが見える。狂気のマット・デイモンの演技は必見。

©2017 SUBURBICON BLACK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

ボストンストロング ダメな僕だから英雄になれた

STRONGER

  • TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
  • 2017年 アメリカ映画 120分

ボストンストロング ダメな僕だから英雄になれた

ダメ男からヒーローへ 悲劇を希望へと変えた感動実話

2013年4月に起きたボストンマラソン爆弾テロで、両足を失ったジェフ・ボーマンの挫折からの復活劇を描く感動実話。ボーマン自身が綴った回顧録をもとに映画化した。ごく普通の27歳の男性の身に一体何が起こり、いかにして復活を遂げ、ボストン並びに世界中の人たちに勇気と希望を与える“ストロンガー”となったのか。映画は、恋人に何度もフラれるようなダメ男が、家族や恋人からの力強い支えを受け、幾つもの困難を乗り越えていく不屈の闘いが熱く語られる。

  • 監督:
    デビッド・ゴードン・グリーン
  • 出演:
    ジェイク・ギレンホール
    タチアナ・マスラニー
  • 配給:
    ポニー・キャニオン

アメリカにとってテロ事件とは、どの国よりも特別で敏感にならずにはいられない事件。主演兼プロデューサーのジェイク・ギレンホールの感情むき出しの熱演は、痛みを代弁していた。

©2017 Stronger Film Holdings, LLC. All Rights Reserved. Motion Picture Artwork ©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ゲティ家の身代金

All the Money in the World

  • TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
  • 2018年 アメリカ映画 133分

母ゲイルが戦うのは誘拐犯と大富豪!!

ゲティ家の身代金

1973年ローマで実際に起きた大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫の誘拐事件を、巨匠リドリー・スコット監督が映画化。当初ゲティ役はケヴィン・スペイシーで公開予定だったが、スキャンダルが発覚し降板、お蔵入りといわれる中、クリストファープラマーで取り直し無事公開となった。皮肉にもプラマーの演技が高評価を得て話題作となる。

1973年石油で財を成した大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫ポールの誘拐事件が起きる。離婚でゲティ家と縁を切ったポールの母ゲイルに支払い能力は無く、ゲティは総資産1.4兆円と言われながらも身代金50億円の支払いを拒否。誘拐犯と冷酷な大富豪と対峙しながら、息子を救うため母ゲイルが起こした行動は世間を驚かすモノだった。

  • 監督:
    リドリー・スコット
  • 出演:
    ミシェル・ウィリアムズ
    クリストファー・プラマー
  • 配給:
    KADOKAWA

追加撮影でのギャラ格差も問題となり、今年度のアカデミー賞のネタにもなったが、プラマーが演じる強欲ジジイの孤独感とお金と骨董への執着ぶりは最高の出来栄えだ。

©2017 ALL THE MONEY US, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

狐狼の血

狐狼の血

役所広司主演、これぞ平成版「仁義なき戦い」

地方都市の暴力団と警察の“黒い仁義なき戦い”を描いた柚月裕子の同名小説を映画化。暴対法成立以前の昭和63年。広島・呉原で地元の暴力団・尾谷組と新規参入の広島最大の組織加古村組の抗争がくすぶる中、金融会社社員の失踪事件が起こる。配属になったばかりの新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着の噂が絶えないベテランの大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、違法捜査も辞さない大上のやり方に不満を持ちつつも失踪事件の真相に近づいていく・・・。

  • 監督:
    白石和彌
  • 出演:
    役所広司
    松岡桃李
  • 配給:
    東映

警察の正義を信じるエリート新人刑事と常軌を逸脱しても事件を捜査するベテラン刑事の姿は対照的だが、暴力団との攻防に刑事としての執念が垣間見える。綺麗事では解決できないリアルな描写は平成版「仁義なき戦い」を彷彿させる。

©2018「狐狼の血」製作委員会

友罪

  • TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
  • 2018年 日本映画 129分

友罪

「友情」と「贖罪」の男たちの物語
君との出会いが僕を変えた…

ミステリー界の旗手、薬丸岳の同名ベストセラーを、大ヒット作「64-ロクヨン-」の瀬々敬久監督が映画化した渾身のヒューマン・サスペンス。17年前に許されない罪を犯した男と、少年時代に負った傷が癒えない元ジャーナリストの男。町工場で出会い「罪の重さ」を共有する男たちの「友情」と「贖罪」を描く。映画は「少年犯罪」という括りの中、友へ犯した罪、親が償う子供の罪など、様々な「過去の罪」に捉われた者達の人間模様が重苦しいタッチで描かれ、生きることに貪欲で、とてつもなく弱い人間の本質を焙り出していく。

  • 監督:
    瀬々敬久
  • 出演:
    生田斗真
    瑛 太
  • 配給:
    ギャガGAGA★

生気を失った益田役の生田斗真と、無機質な元少年A、鈴木役の瑛太のリアルな演技も見どころ。

©薬丸岳/集英社 ©2018映画「友罪」製作委員会

モリのいる場所

  • シネスイッチ銀座 ユーロスペース シネ・リーブル池袋 イオンシネマほか全国ロードショー
  • 2018年 日本映画 99分

モリのいる場所

名優山﨑努、樹木希林 待望の初共演作 モリの庭には不思議がいっぱい!

30年間、家の外に出ることなく、屋敷内の広い庭に生息する虫や動物や草木を観察し、描き続けた画家・熊谷守一。野心も金銭欲もなく、ただひたすら好きなことだけに没頭する、まさに仙人のような人。そんなちょっと変わった夫を50年以上も傍で支え共に暮らしてきた妻の秀子。映画は、“超俗の人”、熊谷守一と秀子夫妻の浮世離れした生活エピソードの中から昭和49年のある夏の1日に的を絞り、ほっこりできる素敵な物語が綴られる。

  • 監督:
    沖田修一
  • 出演:
    山﨑努
    樹木希林
  • 配給:
    日活

主演の山﨑努と樹木希林。縁側で寄り添いお茶を飲んでいるような、自然体の夫婦像を見せてもらった。監督は「南極物語」の沖田修一。人間味あり、コネタありの沖田節が楽しめる。

©2018「モリのいる場所」製作委員会

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ

妻の家出に夫はアタフタ
“主夫”はつらいよ

巨匠山田洋次監督の新シリーズ「家族はつらいよ」のパートⅢ。「熟年離婚」「無縁社会」とシリーズごとにテーマを決め、お馴染み平田家に起こる騒動を笑いと涙で描いてきた山田監督が、次に選んだテーマは「主婦への賛歌」。気遣いのなさ過ぎる亭主に堪忍袋の緒が切れた妻が家出。一家の家事を取り仕切る主婦がいなくなった平田家のてんやわんやの大騒動から、とかく過少評価しかされない専業主婦のお仕事にひと花咲かせています。妻の反乱に、夫たちはアタフタ。

  • 監督:
    山田洋次
  • 出演:
    橋爪功
    吉行和子
  • 配給:
    松竹株式会社

今回の主人公は長男夫婦(西村まさ彦 夏川結衣)。“へそくり”をきっかけに起こった「離婚危機」を家族全員で解決。平田家キャストの息の合ったアンサンブル劇を得とお楽しみ下さい。

 ©2018「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」製作委員会

それから

The Day After

  • ヒューマントラストシネマ有楽町 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
  • 2017年 韓国映画 91分

それから

「それから」の人生

軽妙な会話劇を主体にした独特の世界観が人気の韓国の名匠ホン・サンス監督作品。妻に浮気がバレ、家に帰りたがらない極小出版会社の社長のもとで働くことになった主人公の女性が、出勤初日に遭遇する“修羅場劇”を美しいモノクロ映像で描きだす人間ドラマ。社長の妻から浮気相手と間違われた揚句、ひょっこり現れた社長の愛人からも散々な目に。それでも冷静に物事を捉える主人公アルムを、サンス監督の新ミューズであるキム・ミニがナチュラルに演じた。

  • 監督:
    ホン・サンス
  • 出演:
    キム・ミニ
    クォン・ヘヒョ
  • 配給:
    クレストインターナショナル

強気で弱気でズル賢い。色恋沙汰に付き物の人間の感情がよく表現されている。由来は夏目漱石の本。騒動後、ままならない人生を送る登場者達の「それから」がラストで語られる。

©2017 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

夜の浜辺でひとり

On the Beach at Night Alone

  • ヒューマントラストシネマ有楽町 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
  • 2017年 韓国映画 101分

夜の浜辺でひとり

夢から覚めたら「浜辺」にひとり

ドイツのハンブルグと韓国カンヌン。二つの都市を舞台に描く「終わったはずの恋」を追いかける元女優の「未練」と「再生」の物語。ベルリン国際映画祭で主演女優賞に輝いたキム・ミニが、同時期公開作品「それから」のヒロインとはタイプの異なる情緒不安定で気性の激しい女性を熱演した。設定では映画監督との不倫関係で痛手を負った女優ということになっているが、実際プライベートでもキム・ミニとホン・サンス監督は不倫関係にあるという。

  • 監督:
    ホン・サンス
  • 出演:
    キム・ミニ
    ソ・ヨンファ
  • 配給:
    クレストインターナショナル

ハンブルグでは想いを絶ち切れず、カンヌンでは覚悟を決める。“未練”を綴った「夢」から覚めた時、新しい人生が始まるのだ。主演女優キム・ミニの美しさが夜の浜辺に映えていた。

©2017 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

男と女、モントーク岬で

Retum to Montauk

  • ヒューマントラストシネマ有楽町 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
  • 2017年 ドイツ・フランス・アイルランド映画 106分

男と女、モントーク岬で

最果ての地 モントーク岬
身勝手な男と耐える女 恋がはじまり 恋がおわる…

「ブリキの太鼓」のドイツの名匠フォルカー・シュレンドルフが「どうしても描きたかった」大人の恋の物語。ベストセラー作家と、かつてこの作家と激しい恋におちた女性。17年ぶりに再会を果たし、二人の思い出の地「モントーク岬」であの日に戻る。今度こそは…と確信した男に待っていたのは、彼女からの思いがけない告白だった…。男女の恋愛観の違いにより生じる“別れ”のドラマを艶やかにまとめ上げた。

  • 監督:
    フォルカー・シュレンドルフ
  • 出演:
    ステラン・スカルスガルド
    ニーナ・ホス
  • 配給:
    アルバトロス・フィルム

スウェーデンの国際的名優、とドイツの女優ニーナ・ホス。大人の演技に堪能した。最果ての地「モントーク岬」の物悲しさは、二人の恋事情を暗示しているようだ。

©Ziegler Film/Franziska Strauss

蝶の眠り

  • 角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
  • 2018年 日本映画 112分

蝶の眠り

あなたの側で蝶のように眠りたい
記憶を失っても あなたを忘れない…

50代前半で遺伝性アルツハイマー病に侵された女性小説家と、作家を目指す韓国人留学生との“年の差恋愛”を描く。徐々に記憶が薄れていく中で、自分が生きた証と愛した人との記憶を残そうと最期の執筆に意欲を注ぐ主人公、涼子を中山美穂が端麗に演じ上げた。涼子を支える韓国人青年チャネに、TVドラマ「コーヒープリンセス1号店」のキム・ジェウク。彼が発する流暢な日本語は、日本人にも敵わない美しい響きを感じる。

  • 監督:
    チョン・ジェウン
  • 出演:
    中山美穂
    キム・ジェウク
  • 配給:
    KADOKAWA

韓国屈指の女性監督チョン・ジェウン。日本文学をリスペクト、涼子の描く小説を劇中に併用し文学的世界観を描出した。新垣隆の奏でる音楽も美しい物語にベストマッチ。

©2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS

ダリダ あまい囁き

DALIDA

  • 角川シネマ有楽町 Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
  • 2017年 フランス映画 127分

ダリダ あまい囁き

男と歌と孤独を愛した伝説の歌姫の数奇な人生
60年代ファションにもうっとり!

“パローレ パローレ”のフレーズで知られる「あまい囁き」や「ベサメ・ムーチョ」などのヒット作をもつフランスの歌姫ダリダのドラマチックな人生の物語。美貌と情熱的な歌声は、60年代のフランスで人気を不動のものにした。誰もが憧れ恋をしたその女性は、誰よりも普通の女性としての人生を望んでいた。映画は数々のヒット曲をバックに、愛に生き、歌に生き、そして孤独を生きた54年の短い生涯を辿る。

  • 監督:
    リサ・アズエロス
  • 出演:
    スヴェヴァ・アルヴィティ
    リッカルド・スカマルチョ
  • 配給:
    KADOKAWA

ソフィア・ローレンの再来!イタリア女優スヴェヴァ・アルヴィティ。魅惑的オーラでダリダを蘇らせた。ラスト曲「独りは嫌だから」は、彼女の人生そのものを唄った歌。

©2017 BETHSABEE MUCHO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-JOUROR CINEMA