人魚の眠る家

娘の命は 誰のもの

人魚の眠る家

東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれ、27万部を超える大ベスセラーとなった禁断のヒューマン・ミステリー「人魚の眠る家」、待望の映画化。水の事故で脳死状態となり、回復の見込みのない娘の奇跡を信じる夫婦が、娘の「死」を受け入れるまでの苦悩と葛藤の日々を描く「命」の物語。心臓が動いていても脳の機能が止まってしまったら、それは「死」と言えるのか?「生」か「死」か。究極の選択を迫られた夫婦が、最先端科学療法にすがりながらも、最後に辿り着いた答えとは?

娘の奇跡を誰よりも信じる母親の目線から描かれる本作は、万人の共感を呼ぶ「母もの映画」であり、まるで何かに取り憑かれたかのような母の狂気の沙汰は「ホラー映画」のようでもあり、また医学的見解、法的見解など「医療映画」としての要素も一味加えた、実にバラエティ色満載の作品になったのも、すべてバラエティから、シリアスなヒューマンドラマまで、なんでもござれの日本映画界の鬼才、堤幸彦監督の天才肌の手腕があったからこそ。迫力の篠原涼子、冷静な西島秀俊。「親」という等身大の立場で演技力を発揮した。

  • 監督:
    堤幸彦
  • 出演:
    篠原涼子
    西島秀俊
  • 配給:
    松竹

最愛の人を失いかけた時、人は一体どんな行動を起こし、何を選択するのか?子を想う親心が訴えかける「命の尊厳」。笑いを封印し真摯にこの問題に取り組んだ堤幸彦監督、代表作となった。

©2018「人魚の眠る家」製作委員会