ブレス しあわせの呼吸

Breathe

  • 角川シネマ有楽町他全国ロードショー
  • 2017年 イギリス映画 118分

夫へ、生きてくれてありがとう
妻へ、“しあわせ”をありがとう

ブレス しあわせの呼吸

「ブリジット・ジョーンズの日記」の名プロデューサーが、両親とのかけがえのない思い出を映画化した感動実話。28歳で難病ポリオにかかり、首から下が麻痺。人口呼吸器がなければ生きられなかった夫と、献身的に支えた妻との夫婦の愛の美学が描かれる。人生の半分以上人口呼吸器をつけ、ベッドと車イスでの生活を強いられた夫。それても生きることを諦めず、常に寄り添う妻と共に人生を楽しんだ。そんな夫婦の生き方は、スティーヴン・ホーキンズ博士と元妻の物語「博士と彼女のセオリー」と相通じるものを感じた。

運命の恋におち結婚したロビンとダイアナ。子宝にも恵まれ幸せの絶頂にいた二人に突然訪れた悲劇。ロビンがポリオにかかり、首から下が全身麻痺。人口呼吸器なしでは生きられない体になってしまった。“余命数か月”という宣告にもめげず、「生きる」ことを選んだ夫。不可能を可能にし奇跡を起こしていく夫婦の姿は、同じ病で苦しむ者たちの「希望」となっていく。前向きでエネルギッシュ!アンドリュー・ガーフィールドの首から上だけの演技と、クレア・フォイのパワフルな美しさ。併せて舞台となる英国の田園風景も美しかった。

  • 監督:
    アンディ・サーキス
  • 出演:
    アンドリュー・ガーフィールド
    クレア・フォイ
  • 配給:
    KADOKAWA

映画「海を飛ぶ夢」同様に“尊厳死”という切実なテーマも覗かせているが、与えられた人生をどう生きるかで「しあわせ」の価値が変わってくるものなのだとこの夫婦の生き方を観て感じた。

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