きみの鳥はうたえる

  • 新宿武蔵野館、ユーロスペースほかロードショー
  • 2018年 日本映画 106分

きみの鳥はうたえる

若者たちの無計画でただ今を生きている自堕落の生活の中にある青春の輝きを描いた青春ヒューマン映画。原作は「海炭市叙景」「そこのみて光輝く」の佐藤泰志の同名小説を映画化。 函館郊外の書店でアルバイトとして働く“僕”と、失業中の同居人静雄。そして“僕”の同僚佐知子の3人は、友達として朝まで酒を飲み遊び続けるが、微妙な愛を伴う感情が芽生えたことで悲しくも痛みに満ちたひと夏の終焉を迎える・・・。 原作は東京を舞台にしていたが、やはり佐藤泰志イズムは函館が似合う。物語の骨格はそのままに現代の物語として翻案し映像化している。

  • 監督:
    三宅 唱
  • 出演:
    柄本 佑
    石橋 静河
  • 配給:
    コピアポア・フィルム

派手さもなくただひたす毎日を楽しく過ごす若者たちの姿に郷愁の思いを感じさせる。この暗さと懐かしさこそ佐藤文学である。是非劇場で体験してみてはいかがでしょうか。

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