ブラジルの伝説のドラァグクイーン3人が女装ディーバとして生きてきた尊厳と差別と戦った姿を描いたドキュメンタリー。 現代では珍しくなった女装家だが、ブラジルでは軍事独裁政権下の60年代から性的マイノリティとして、女装しエンターテイメントの世界で自由を求めて生きてきたディーバの姿は偉大だ。当時リオのヒバル・シアターで活躍した8人のディーバが、デビュー50周年を祝しライブをすることになるが、久々のパフォーマンスに悪戦苦闘し、本番のライブに望む姿や、当時の貴重な60年代の映像や写真を交えながら偉業を振り返る。
見た目はゲテモノに映るかもしれないが、ショーの映像からはプロのディーバの存在感に圧倒される。
©UPSIDE DISTRIBUTION, IMP. BLUEMIND, 2017