これまで何度も映像化されている人気作家、冲方丁が初めて描いた現代ミステリー小説を映画化。監督は「「トリック」など数々のヒット作を生み出した堤幸彦監督。 閉鎖された病院に、それぞれの理由のもと安楽死をするために集まった12人の少年少女。しかしそこには呼んでいない13人目の少年の死体あった。外部から12人以外に入ることは出来ない、密室で犯人捜しが始まる・・・。
少年少女たちはなぜ死にたいのか?その理由や動機が明らかになっていくが内容が軽い。現代の若い子らの苦悩とはこんなものなのかと、世代のギャップを感じてしまう。しかし原作者の狙いである人間関係や心理の変化は見事に描かれている。
©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会