男尊女卑の70年代のアメリカで、史上初の「男女平等」裁判に挑み、女性の社会進出の礎を築いた女性弁護士の実話に基づく感動ドラマ。モデルになったのは、ルース・ベイダー・ギンズバークという85歳の現役女性最高裁判事。彼女の功績と勇姿を映画化したいと甥のスティエプルマンが脚本を書き上げた。映画は良妻賢母、頭脳明晰の女性が、「男女差別」の世の中に疑問を抱き、「平等」を勝ち取るまでの苦悩と葛藤、そしてあらゆる裁判官をあっ!と言わせたまさかの法廷逆転劇までが描かれる。
家庭と仕事の両立、まさに女性の鏡のような主人公リースを、「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが力強く美演。法律さえも変える勇気。女性賛歌のような映画だ。
© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC