テッド・バンディ

Extremely Wicked,Shockingly Evil and Vile

  • TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
  • 2018年 アメリカ映画 109分

2019年12月20日公開

テッド・バンディ

無罪か、有罪か。「真実」は彼のみぞ知る…
ザック・エフロンの殺人鬼が凄い!! 

テッド・バンディ

1970年代のアメリカで、30人以上の若い女性ばかりを惨殺したとされる、アメリカ史上最も凶悪な連続殺人犯テッド・バンディ。IQ160の頭脳と美しい容姿で女性たちを虜にしたシリアルキラーの語源となった男。3度の死刑宣告を受けながらも、一貫として無実を主張。自ら弁護人となり法廷で徹底抗弁を繰り広げ、その裁判の模様はTVで生中継されるという前代未聞の騒動を起こした。本作は元恋人女性の書いた原作を基に、殺人鬼と過ごした愛の日々と、死刑執行までの道のりを彼女の目線から描いている。

映画は衝撃的犯行シーンは登場せず、裁判シーンを中心に展開。たった一人だけ殺されなかった元恋人リズだけが知る殺人鬼らしからぬ優しい素顔にも迫っていく。ミュージカル青春スターのザック・エフロンが、凄みと柔さ、二面性のある殺人鬼を怪演しイメージを脱却した。ヒロイン役リリー・コリンズの複雑な女心に共感。判事役ジョン・マルコヴィッチがデッドに下す名セリフも印象的。また「シックス・センス」の泣き顔名子役ハーレイ・ジョエル・オスメントが脇役俳優として大成したのも嬉しかった。

テッド・バンディを追及し続けるジョー・バーリンジャー監督。当時の映像を交えリアルさを引き出した演出に唸る。無罪か有罪か、ラストに明かされる真実に震えが止まらなかった。

  • 監督:
    ジョー・バーリンジャー
  • 出演:
    ザック・エフロン
    リリー・コリンズ
  • 配給:
    ファントム・フィルム
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