家族を想うとき

Sorry We Missed You

  • ヒューマントラストシネマ有楽町 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
  • 2019年 イギリス・フランス・ベルギー映画 100分

2019年12月13日公開

家族を想うとき

ケン・ローチ監督 真骨頂!!
これぞ、イギリス式「働き方改革」だ!

2016年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「わたしは、ダニエル・ブレイク」を最後に引退表明していた社会派監督ケン・ローチ待望の復活作。常に弱者の側に立ち、不条理な世の中を見つめてきた監督が、引退撤回してまでも伝えたかったのは、グローバル経済が加速し、ブラック企業が多々存在する今、企業側と労働者、そしてその家族に向けた「働き方改革」についてだった。家族のために懸命に働くことで身心を滅ぼし、家族崩壊を辿る家族の危機をイギリス、ニューカッスルを舞台に描きだす。

効果音もなく、人気スターの起用もない。理不尽な現状を、より生々しく描出する軸のブレない手法は「ケス」や「リフ・ラフ」の頃から全く変わっていなかったことが嬉しかった。

  • 監督:
    ケン・ローチ
  • 出演:
    クリス・ヒッチェン
    デビー・ハニーウッド
  • 配給:
    ロングライド
©Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019