映画トピックス

2019年02月15日

『ちいさな独裁者』連日満員!その理由は不快になるほど、衝撃の実話だから


鑑賞後の驚愕度合い・不快感は群を抜く?受容か、拒否か、の賛否両論!
ただし、これは紛れなく実際に起こった事件、人間の本質が暴かれる!

「私の脚本には逃げ道がないんだ。ユーモアとか共感できる登場人物とかね」という監督の言葉通り、本作は常にピリピリとした緊張感がスクリーンを覆う。若干20歳の元脱走兵が偽者の大尉に成りすまし、一晩で100名近くを処刑するなど、目を背けたくなるほどの残虐行為が髄所で展開される。とにかく気分を害する登場人物とシーンのオンパレードに、逃れることができないはず。

また観客だけではなく、製作側でも主演が残虐なシーンの撮影でショック状態に陥ったり、他のキャストも泣き出して撮影が中断したこともあったようで、何より監督自らも撮影中にショック状態になるなど、精神面でも限界に追い詰められた撮影だったという逸話通りに、スクリーンからしっかりと伝わってくる。“ヘロルト即決裁判所”と書かれた軍用車で現代のドイツの街角にヘロルトとその部下たちが乗り込んでくるブラックジョークのようなエンドロールはどうしても撮りたかったシーンだったが、これには怒りの声を上げる評論家も続出したほど。監督の「彼らは私たちで、私たちは彼らだ。過去は現在なのだ」というメッセージの通り、70年以上も前の出来事が、同調や服従が蔓延る今を生きる我々にとっても、決して他人事でないだけに、鑑賞後に残る驚愕度&不快感はとにかく強く大きい。

ただし、決して忘れてはならない。これは架空の人物を描いたわけでも、創作でもない。紛れもなく実話に基づいた物語なのである。

【ストーリー】1945年4月、終戦まであと1カ月に迫った敗色濃厚なドイツでは兵士の軍規違反が相次いでいた。命からがら部隊を脱走したヘロルトは、打ち捨てられた車両の中で軍服を発見。それを身に纏って大尉に成りすました彼は、道中出会った兵士たちを次々と服従させていく。かくして“ヘロルト親衛隊”のリーダーとなった若き脱走兵は、傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺害へと暴走し始めるが……。

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